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審美歯科
知っておきたい小児矯正2 日常のチェックポイント
前回コラムの続きで、
小児矯正
についてご紹介します。
日常でのチェックポイント
フッ素塗布などで定期的に歯科に通っておられれば、
歯科医師がアドバイスをくれると思われるので安心です。
それ以外にも日常生活で次の点などが見られて、気になるようでしたら、一度歯科医師に相談するとよいでしょう。
まずは、出っ歯や受け口のほか、見た目で歯が不揃いなようなら要注意です。
加えて歯自体はまあ不自然ではないにしても、
・顔の左右のバランスが悪い
・話し方がおかしい、かつ舌が悪い
なども歯並び、かみ合わせが良くないケースに見られます。
次に、
・歯ぎしりをさかんにする
・口呼吸が多い
・指しゃぶり、おしゃぶりがやめられない
これらの癖や習慣は歯並びやかみ合わせを悪くしてしまう原因になると考えられています。
また、食事の際にも気をつけて見てください。
・片側だけで噛む…あごが左右均一に発達する妨げになります。
・口をあまり開かない…あごの発育が弱いと口を大きく開けられない子がいます。
・食べるのが遅い…これは開咬(奥歯は噛んでいても、前歯がかみ合わず開いている状態)が原因で
前歯でものを噛めていないので、食事に時間がかかってしまうということがあります。
さらに、永久歯への生え変わりの時期には特に注意してください。
・乳歯と乳歯の間に隙間がない
・六歳臼歯(乳歯の奥に生える永久歯)が正しい位置に生えているか
・乳切歯(4本の前歯)がいつまでも抜けずにいる
・側切歯(前から数えて2番目の永久歯)の生えてくる場所がなく、裏側から生えている
日ごろから関心を持つとともに、気軽に相談できる「かかりつけ医」を作られておくとよいかもしれません。
次回コラムに続きます。

歯科衛生士
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